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Googleは現実のためにビルドする。新生Google Glassっぽいガジェットは、壮大な未来を示してるのかも #GoogleIO2022 - GIZMODO JAPAN

J.A.R.V.I.S.が現実化する日も遠くない?

Google I/Oの終盤、スニークプレビュー的にGoogleが作ったスマートグラスのプロトタイプのコンセプト映像が流されました。なかなかに未来のコミュニケーション的ですよこれは。

Video: Google

言語や障害の壁を、テクノロジーで超えてゆく

プロトタイプなので確定ではありませんが、映像を見る限りこのスマートグラスは翻訳機として機能してるよう。デモでは英語を話す娘さんと北京語を話す母親の会話を、メガネが翻訳してる様子が紹介されています。BoseやAnkerのスマートグラスのように、メガネのフレーム部分にスピーカーがあるっぽいですね。で、内蔵マイクで聞き取った言葉をリアルタイムに翻訳している。

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また、デモの途中では聴覚障害を持っている女性がスマートグラスを装着し、自分の近くにいる子供の声をスマートグラスから聞き取る様子も見られます。こうしたテキストは装着者の視界にHUDのように表示されていますが、さすがにこれはイメージ表現のはず(プロジェクターやディスプレイが搭載されてるようには見えない…)。本当にMRのように現実世界と重ね合わせて表示できるとしたら、かなりスゴイですよ

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でも、MR的な表現を期待させる技術もGoogle I/Oでは見受けられました。Scene Explorationという新機能は、お店の売り場の棚をGoogleレンズで写すと、写っている商品の情報や星評価まで見れちゃうもの。いわく「目の前の世界にCtrl+F」。

思えばメガネというデバイスは、常にGoogleレンズで世界を見てるようなもの。10年前にGoogle Glassが登場したころはAIも未成熟でしたし、プロセッサーも大きかった。でも今なら、もっとスマートなデバイスを作れるはず。しかもソフトウェアは、ここ数年でGoogleが培ってきた翻訳やセンシング、演算処理が、まるまる応用できます。これって、すべてがメガネに繋がってる説、ある?

とかとか、Googleが考えてそうなストーリーだな〜と思うワケです。「テクノロジーがいかにして人を豊かにするか」を軸とし、そのための素材として技術やアルゴリズムが必要で、それらはサービスを通して蓄積する。翻訳機能とかデータ収集の価値もさることながら、単体としての使い勝手もすごいですからね。こうした技術が結集すれば、『アイアンマン』のJ.A.R.V.I.S.のような超賢いAIアシスタントorデバイスを、スマホ以上にスマートに所有できる日が来るかもしれない。

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PROTO-29」と書かれたこのスマートグラスは、そんな未来のチラ見せかもしれません。現状のメガネ型翻訳機としても充分スゴイですけどね。使い心地は完全にドラえもんのそれだもの。

Source: Google I/O 2022

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